5月の染料植物 ● 2016年

 

ヤマボウシ(山法師)

 

ヤマボウシの花が咲くと、初夏の訪れを感じます。 

涼やかな風車のようで、すっきりした姿が美しい花です。 

上向きに咲くので、木の下を歩いていても気付かないことがありますが、高いところから見るとよくわかります。 

白い花びらのようなのは総苞片。真中の丸いのが花です。 

 

 

花を愛で、実もおいしくお腹におさまり、葉が緑を深くする頃、染料にいただきます。

 

 

おまけ

 

ノイバラ(野茨、野薔薇)

 

散歩中、思わず足を止めました。日本の原種のバラ。サンショウバラ、ハマナスなども一重ですが、端正な美しい花です。 

 

バラもまた良い染料です。 6月になると海岸のハマナスやノイバラも実を付けますが、こちらは果実酒の材料となります。赤味の果実酒は香りも高く、これも一種の草木染ですね。

 

 

 

 

昨年漬けたハマナスの果実酒。 

バラ科の植物は、たとえ白バラでも赤い色素を持っています。 

果実酒にしてみるとよくわかります。