基本のつゆ&ポン酢

市販品が多数出回っていますが、簡単に手作りできる上、美味しさが違います。

 

日々使うものを、ご自分の好みに合った配合で作ることができます。また、暗記できるような分量ならば、作るハードルも下ります。

 

私の作り方をご紹介します。


基本のつゆ

すき焼き用の割りした、蕎麦つゆの返しやめんつゆ、万能な八方だし。

それぞれに配合の違いがあって、人によってもそれぞれ。

 

私は、使い回しがきき保存性も良いように、出し汁を加えない濃縮タイプの基本のつゆを作っています。割ったり、足したり、アレンジは思いのままです。

 

 材料

  醤油:みりん:酒=2:1.5:1

  昆布、かつお お好きな量

 

 準備するもの

  鍋 保存容器

 

① 醤油、みりん、酒を合わせた中に昆布とカツオを入れてひと煮たちさせたら、弱火にして5分。

火を止めたら冷めるまで置いておく。

 

② 漉して保存ビンに移して冷蔵庫で保存。

 

アドバイス

 

● 割るだし(もしくは水)の分量を変えれば八方だしや返し、めんつゆに。お砂糖を加えれば割り下になります。煮物、炒め物、おひたし、オイルと合わせて和風ドレッシングにも使えます。

 

● 引き上げた昆布とかつおは佃煮にしています。


ポン酢

熱海の多賀地区は、日本の中でも有数のダイダイの産地です。お正月前に出始める青味を残したダイダイを絞って、ポン酢用に1年分冷凍しています。

 

 材料

  ダイダイの果汁:1000㏄

  醤油:1000㏄

  昆布 かつお お好きな量

 

 準備するもの

   保存ビン

① 保存ビンにカツオと昆布を入れ、ダイダイの果汁と醤油を注ぐ。

 

② 冷蔵庫で一週間ねかせてから、漉して保存する。

 

 

アドバイス

 

● ダイダイが手に入らなくても、季節の柑橘類を使えばよいと思います。数種類の柑橘を合わせると、まろやかで美味しくなります。酸味の強いレモンなどを使う場合は、みりんを足したりして加減しましょう。

 

● 引き上げた昆布とかつおは佃煮にしています。