梅味噌

毎年、友人宅からたくさん梅が届きます。梅はそれぞれの状態で使いみちを決めます。

 

熟しすぎてしまった梅は梅味噌やジャムに。傷ついてしまった落ち梅も、傷んだ部分を除いて無駄なく使います。

 

味噌の中で発酵させると、それはそれは爽やかな甘酸っぱいつけ味噌になり、梅雨時から夏にかけて食欲がすすまない時にもずいぶん助けてくれます。


材料

 完熟梅*  :500g

 砂糖  :500g

 味噌     :500g

準備するもの

 容器 保存ビン


 ① 容器*に味噌、砂糖を入れてよく混ぜ、完熟梅を加えてよく混ぜる

 

② フタをせず、 布巾かタオルをのせて常温に置く。

 

 

③ 毎日1回全体をかき混ぜる。

 

④ だんだんと梅のエキスが溶け出ししぼんでくると発酵してくる。プクプク泡がたつようになったら、朝晩2 回よく混ぜる。

 

⑤ 発酵*してから1週間ほどしたら、梅を取り出して種を除き細かく叩くように切る。

 

味噌は鍋に移して中火でツヤが出るまで練る。

 

⑦ ⑤の梅を加えてさらに数分火を通し、粗熱が取れたら保存ビンに移す。


アドバイス

 

青梅でもできます。完熟梅とはまた違ったピリッと爽やかな味になります。

 

毎日混ぜやすいように、広口の容器が良いでしょう。

 

その時の気温によっても違います。梅がかなりしぼんだ状態になってきたら、ちょうど良いと思います。

 

冷蔵庫で半年~一年は保存できます。

 

● 夏野菜、ワカメ、冷や奴、刺身こんにゃくなどのつけ味噌に。お刺身や肉料理にも合います。