12月の染料植物 ● 2016年

 

ナンテン(南天)

 

お正月には付き物のナンテン。 とても身近な植物で、「難を転ずる」と言われて家の鬼門に植えられることが多いのはよく知られています。 

 

また、咳止めの「南天のど飴」は誰もが知っています。

 

お赤飯にもナンテンの葉が添えられますね。 

殺菌効果があると言われています。

 

 

草木染めは日常の生活と深く結び付いていて、肌身に着けるものにも縁起、薬効とともに物語性をもって古くから人々に用いられてきました。 ゆかしい文化だと思います。

 

ナンテンは切ってもすぐに脇芽が伸びて株立ちします。 剪定した枝葉を使います。

 


 

● 12月の染料植物 ● 2015年

 

サクラ(桜)

ほんの一輪、見つけました。

最初に咲き始めるのは熱海桜です。

たいていは1月に入ってからですが、今年は12月に咲き始めました。 

これから来年の5月まで、桜の季節が始まります。 

 

 

剪定した桜の枝は12月から1月にかけて染めに使います。

幸いなことに身近で手にはいりやすく、一番好んで使う染材です。 

 

 

花が咲く前、一番色をためているこの時期の枝は、何ともやさしい色をくれます。→色無地着尺 桜