同じ植物で染めても色が違うのは・・

 

草木染めは少ない例外を除いて、染液に浸しただけでは色素は糸に定着しません。

色素と繊維を結びつける金属イオンが必要で、媒染という作業が必要になります。

 

大きく分けるとアルミ媒染、銅媒染、鉄媒染の3種類、それぞれに色が違ってきます。

大ざっぱに言えば、アルミ媒染では染液がほぼそのまま反映されます。

銅媒染はかなり違った色に変わります。

鉄媒染では灰色や茶系の色になります。

 

 赤芽槲で染めた色無地   銅媒染

赤芽槲で染めた縞無地 鉄媒染