11月28日(月) 城ヶ崎海岸
つるりと穏やかな佇まいの大室山。
この方が作り上げた城ケ崎海岸は、その姿と裏腹に4000年前の噴火の痕跡が生々しくて、溶岩が海に流れ込む様や音、、押し寄せる溶岩が冷えて固まる柱状節理、熱水となって沸き立った海の様子までが目に見えるようです。
かんのんの浜のポットホールが有名な訳は、ボールがかなりの大きさで、しかもほぼ完全な球体だからです。 いずれは、削られて大きな波にさらわれてなくなってしまうのでしょう。
岩場の一つ一つ、地層の一つ一つが千変万化。
どのようにしてできたのだろうと想像しながら、あーでもない、こーでもないとウキウキ、ワクワク歩けるのはジオガイド同期生の仲間と一緒だからですね。
曇りがちの一日でしたが、島影もよく見えました。
蓮着寺の大ヤマモモ、大タブノキ:城ケ崎海岸は植物も豊かです。
「魚付樹林」といわれる常緑の広葉樹や照葉樹林が広がっています。
落ち葉の養分が海に流れてプランクトンを育て、魚を育てます。そして、人間も育てます。
台湾リスのかじった跡: このような傷のついた木がたくさんあって、立ち枯れているものもあります。
高所恐怖症の友人; 今日は2つも吊り橋があるコース。こわごわ私の背中にくっついて渡りました。
11月17日(木)
八丁池
とりどりに散り敷いた落葉の道を歩けば、サクサクという自分の足音だけ。
あまりにきれいで足を止めると、風もないのに舞い落ちる枯れ葉が「コソリ」。
八丁池まで 逢ったのはシカ2頭のみ。
贅沢な、ぜいたくな、ゼータクな秋のひとり山歩きです。
NEW!
11月8日(火) 三浦(さんぽ)歩道
西伊豆の岩地、石部、雲見の三つの浦を合わせて三浦=さんぽと言います。
それぞれに小さな入江はホッとします。
岩地の手前の萩谷崎に立ち寄ってから三浦歩道へ。
西伊豆一帯は海底火山が隆起したところで、その噴出物でできた崖や海蝕洞の美しい海岸線が続きます。
山の中にも凝灰岩がゴロゴロしています。
かつての海の中にあったものが、今、私たちの歩いている山の上です。
石部海岸 : 友人曰く。「ゴジラのうんちみたい」な岩塊が波打ち際にゴロリ。
伊志夫神社の狛犬: 神社自体、凝灰岩の岩山を削った山頂に建てられています。
右側の狛犬だけこんな有様。
凝灰岩で作られたと思われ、浸蝕でこうなったのでしょうか。
雲見霊廟: かつての石丁場跡で、異次元に入り込んだような不思議な感じ。
石丁場跡: 雲見の山中にはたくさんの石丁場跡があります。
地底に向かってポッカリと口を開いた所がいくつも点在しています。
怖いけれども覗いてみたいような・・・
烏帽子山: 足下の見事な柱状節理。
ゴジラの肌みたいです。
やはり石部海岸の岩はゴジラの"うんち"だったか?!