日々のこと 大野純子
染織作家 大野純子

 

 

 

染織作家

大野 純子

愛知県名古屋市生まれで熱海在住14年。
● しごと 

草木染めと織。

 

好きなこと

植物観察と地層観察をしながらの伊豆の野歩き。

料理。特に保存食と保育食(と勝手に言っている)。

 

季節と共に過ぎる日々のことを綴ります。       2019年までのことは→こちら


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 11月12日(金)

小春日和

 

 

 

このところ気持のよい晴天続き。この先一週間も晴れ予報なので、干し柿を吊るしました。

 

欲を言えば、思い切り寒くなってビュウビュウ北風が吹いてくれる方が干し柿にとっては望ましいのですが。

 

干し柿が好きだった母も八王子の織の先生もすでに亡く、やはり好物だった横浜の友人も昨年逝き、吊るす数も随分と少なくなりました。

淋しいけれど、毎年心待ちにしてくれていた懐かしい人たちを思い出しながら、今年もやっぱり止められず吊るしました。

柿を吊るしているとたくさん冬ごもりテントウムシが飛んできました。 立冬の頃、風のない暖かな日を選んでたくさん飛んできます。こんな日は窓を開け放ちたいところですが、家の中にも入り込んでくるので慌てて窓を閉めます。

 

 

 

この冬初めてななちゃんも箱入り娘となりました。

ちぐらの中、暖かいよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近くでヒッ、ヒッ、ヒッ、ヒッ」とジョウビタキの鳴き声もします。 冬の使者が戻ってきました。 この数年はずっと女子でしたが、今年のわが家の縄張り担当は女の子でしょうか、男の子でしょうか。 まだ、姿は見ていません。


 

10月5日(月)

風が吹けば


昨夜はビュウビュウと風が吹きました。 早朝のウオーキングで落ち栗拾い。 

 

しめしめ、まだイノシシに先を越されておりません。

今晩は栗ご飯です。

 

 

 

 

 

 

暑い時は腹出しポーズで寝ていたななちゃんも何となく秋らしい寝方になりました。


 

8月30日(日)   秋の気配

 

窓の外にいつも海が見える所に住んでいると、 「わあ!海だ!」とたまにやってくる友人たちのように毎度感動しなくなっております。 

それでも季節の折々に何度見ても「おお~!」と見惚れる時があります。

 

昨日今日と海はサバの背のような色になり、伊豆大島が久しぶりにくっきり、海岸の建物まで見えます。 相変わらず酷暑の日々ですが、秋は近づいてきています。

 

 

ポツポツとハギの花も咲き始めました。 

 

これはキハギ(木萩)です。

薄黄色に紫の筋、葉っぱの先端が尖ります。

 

ヤマハギの葉は丸くて花が咲かずとも見分けがつきます。

 

 

 

 

写真中央、色付いているように見える木は枯れています。 ナラ枯れです。

数年前から天城では始まっていましたが、今夏になって熱海、伊東、函南、伊豆の北部にも広がってきました。 

カシノナガキクイムシが木に入ると、虫に付着しているナラ菌が水を吸い上げる木の導管内に入り込みます。 木は身を守るために給水を止めてしまうため枯れてしまうのだそうです。 山を見渡せば枯れたコナラが目に付くようになり、ほぼ全滅状態です。 

わが家から見えるだけでも8本のコナラが枯れています。

裏手に大きなコナラの木が2本あり、心配ですが打つ手がありません。

新型コロナウイルスにせよナラ菌にせよ、人間よりはるか太古の昔より存在してきた目に見えないウイルスや菌類に対して何と無力なことかとつくづく思います。


 

8月6日(木) 梅雨明け

 

8月1日にようやく梅雨が明けました。 

本当に長くて休みなく激しく降り、今年も各地で大きな被害が出ました。 気候の荒々しさが年々増していくようで、「明日は我が身」というのも言葉だけのことではなく、ひしひしと身に迫る感じがしてきました。

 

 

梅雨が明けて、ようやく梅の土用干しができました。

 

紫蘇入りの梅干しに、今年は紫蘇を入れない白梅干しも作りました。 

 

 

 

お日様と夏の風を受けて、美味しさが増します。

 

 

 

 

我が家のミカンもやっと摘果でき、お酢に氷砂糖で青ミカンサワーを仕込み、夏本番乗り切ります。

 

 

 

 

 

 

ところが何とわが家のヒガンバナがもう咲きました。 

大好きな花で、イノシシ除けにもなるのであちこちに植えてあります。 

個性があるのか毎年早く咲く株もあるのですが、それでも去年は8月23日が開花で今年はずいぶんと早いですね。 長雨のせいで体内時計が狂ったのか・・・でももう明日は立秋です。


 

6月30日(火)

ダウングレード

 

今の若い人は見たことがないかもしれませんね。 

15年使った全自動洗濯機から2層式洗濯機に買い換えました。 

 

 

 

 

ドラム式など選択肢にも入っていませんでした。 洗濯機に求める第一義。それはきちんと洗えることです。洗濯の出来上がりに満足したのも15年ぶりです。 何としたことよ・・・・こんなことならもっと早く買い替えればよかった。

 

 

15年前にごく普通の流れで全自動洗濯機を買ったのですが、洗濯の1クールにかかる時間の長いことにまずはびっくりしたことをよく覚えています。

その割に汚れ落ちがよくありません。

 

また、私は合成洗剤ではなく廃油などから作られた粉石けんを使っているため、全自動洗濯機のヘロヘロ水流ではきちんと溶け切ってきれいに泡立たず、すすいでも石鹸カスが残るのです。粉せっけんは健康にも環境にも優れてはいますが、溶けにくくて石鹸カスが残るのが欠点です。

 

きちんと泡立てて使うには水流の強い2層式洗濯機がやはり一番です。

 

確かに洗濯槽から脱水槽へ洗濯物を移し替えたり、水道の蛇口を捻るのも止めるのもすべて手動ですが、汚れに応じて好きなように時間を設定できますし、すすぎも自分好みでできます。 おまけに時間もずっと節約できる。

 

 

さらには、全自動洗濯機は洗濯槽が2重になっているためどうしてもカビが逆流してきます。 どなたも経験あることと思いますが、まるでワカメのようにピロピロした奴です。 

洗濯しているのにかえって汚れてしまう。 

洗濯槽の構造上どんなにお手入れをマメにしても避けられず、ものすごくストレスでした。

 

ご覧ください。2層式洗濯機の洗濯槽はツルリとして穴が開いていなくて水流を起こす円形のところと排水口は取り外して洗うことができるのです。

つまりはカビの悩みから解放されるというわけです。 確かに思い返せば、以前2層式洗濯機を使っていた時にワカメピロピロ問題は記憶にありません。

 

 

 

我が家の洗濯機ダウングレード。 大満足の余り、くだらないことを書き連ねてしまいました。早く梅雨が明けて心行くまで派手に洗濯がしたいものです。


 

6月5日(金) 今年の梅仕事

 

収穫した実は選り分けて青いものは梅シロップ、少し色付いて傷のないものは梅干し用に。 

 

熟しすぎたり傷みのあるものはきれいにしてから梅味噌と梅ジャムに。

 

 

 

 

今年は裏年であまりたくさんは採れませんでしたが、それでもシロップは2㎏、梅干しを3㎏、梅味噌は500g、梅ジャム1㎏仕込むことができました。

 

 

 

緊急事態宣言は解除になったとは言うものの、ワクチンの開発もまだ先、多くの人が抗体を持つに至ってはおらず状況は一向に変わってはいません。まだまだ息苦しい日々が続きそうです。

 

 

 

 

 

そんな折でも季節の年中行事ができて本当に良かったと思います。 

変わらぬ日常がいかに大切であるかを思う日々です。


 

 

5月1日(土) 初夏

 

夏日となった五月の初日。 

コロナ対策のために帽子、手袋、マスクにメガネ、厳重防備で甘夏収穫。ただでさえ暑いのにこの状態では蒸し風呂状態。

 

おまけに今年は一段とすごい生り年に当たり、バテました。

 

 

 

 

人間世界はどうあれ、約束を違えることなく自然は恵みをくれます。

初夏を迎える頃、甘夏は本当に美味しくなりますね。

実はもちろん皮の匂いも素晴らしく、マーマレードもたっぷり仕込みました。

 

日に日に悪化し、先の見えないコロナの蔓延。今のこの状況はあまりに不遜な私たちのツケのような気がしてならないのは私だけでしょうか。 


 

4月18日(土)自給自足

 

必要な場面もあるかと思い、キッチン用の不織布で使い捨てマスクを作りました。 

しかし不織布もプラ製品、できるだけ使わないつもりでいます。

基本は最も簡単なハンカチを折りたたんで作るマスク。 ハンカチはいくらでもあるし、縫わなくていいし、洗えるし、自在にフィットするし、ゴミになりません。 

 

 

こういう時はネットはとても役立ちます。

多くの人が工夫を凝らしているので参考になります。

 

 

 

 

ついでにフェルト用の針でチクチク刺して毛玉ボールを作りました。 大、中、小。 

一番大きなボールの中には鈴を入れまして、久々にななちゃんにも大受け。

眼をキラキラさせて遊んでくれる。 そりゃそうだね。

自前の毛だから自分の匂いがするもんね。

 

 

できる限り自給自足心がけています。


 

4月2日(木) 初物

  

まだ少し時期が早かったようですが何とか3本掘り上げました。

 

3人で行って3本。

喧嘩せずに済みました。

 

 

 

 

ミチっと節の詰まった出端のタケノコは、思わず旨い!と叫ぶ美味しさでした。


 

3月28日(土) 春は来る

 

今日は暑いくらいのお天気なのに、明日は関東地方では雪が降るかもとの予報。

 

木の芽時に雪が降ると一気にダメになってしまうので、大急ぎでサンショウの新芽を摘みました。 

 

 

 

まだ少し赤味の残る一番の新芽は醤油とお酒で炊いて佃煮にします。

汁気がなくなるまで炊いて一晩置き、翌日にもう一度醤油とお酒で2度炊きすると出来上がり。

 

ザル一杯の新芽は小さな小瓶ひとつにしかなりませんが、一つまみでご飯一膳いけます。

1年は冷蔵庫で持ちますし、山歩きの時のおにぎりの具になります。

 

 

 

 

佳い香りだねえ。 

ななちゃんも見に来る。

 

 

 

首都圏では週末の外出自粛要請が出ていて、いったいどうなるのだろうと誰もが不安な気持ちでいっぱいです。 こんな時も季節は違えずやって来ます。 こんな時だからこそ、なるべく変わりなく淡々と丁寧に日々を過ごすしかないと常にもまして思います。

 

 

 

わが家のヤマザクラが咲きました。 

 

ここに引っ越してきた時には親指ほどの太さの実生苗だったのが、今では屋根の高さを越してしまいました。

 


 

2月3日(月) 節分

 

明日はもう立春。

日の出も随分早くなり、陽の光も明るさが増してきました。

 

 

熱海桜は三、四分咲きくらいでしょうか。

 

 

 

 

久々に編んだカーディガンをほどいて編み直ししました。 

 

春先くらいまでは羽織レそうです。

 

 

 

 

ななちゃんはお気に入りの台所の窓辺で外界観察中です。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穏やかな節分です。

 


NEW!

1月13日(月) 初仕事

 

レモンとダイダイを収穫してきました。

さてさて、これからが大変。

 

まずはダイダイを搾って、同量の醤油を合わせます。 酸っぱさ加減と好みで少し味醂を加えることもあります。 

 

厚く削った鰹節と昆布を入れた瓶に注いでおしまい。 

すぐに食べることもできますが、1週間ほどで良い味になってきます。

 

 

冷蔵庫蔵庫で半年以上はもつと思いますが、その前に食べきってしまいます。 季節季節にある柑橘で作りますが、やはり何といってもダイダイが一番美味しいですね。 

 

 

 

 

 

ポン酢は万能調味料、湯豆腐、鍋物はもちろんドレッシングにも使いますし、焼きそばもポン酢で炒めるとチョイとベトナム風で好きです。 

アイスクリームにポン酢もいけます。

 

 

レモンシロップは同量の氷砂糖で漬け込みます。 

同量大好き、簡単で忘れません。

 

氷砂糖が溶けるまでビンを転がすのが日課となります。 

ホッとレモン、炭酸割り、毎日飽きません。

 

 

 

 

レモンマーマレードも作ります。 

 

無農薬のレモンは安心して食べられるので、種以外はすべて一緒に煮てしまいます。 

酸っぱくて、苦くて、甘くて市販の甘いだけのマーマレードとは一味、二味違います。

 


 

2020年元旦

 

朝起きて何をおいてもまずはななちゃんに朝ごはんを用意し、食べるのを待ちながら自分の朝ごはんを作るのが365日変わらぬ習慣です。 

それから朝のウオーキングに出かけるのが6時ごろ。 

 

まだ暗いものの、冬至を過ぎお正月を迎えると、少しずつ日の出も早くなってきます。

 

 

 

 

雲が多くてお日様の姿は見えませんでしたが、雲間から射す光の矢、美しい新年の夜明けでした。