塩蔵ワカメ
伊豆の多賀の海沿いの道路脇に、干しワカメのすだれが揺れ始めるのが3月。以前は2月から始まり、無人販売でも路地に出ていました。
しかし、温暖化の影響もあってか、だんだん時期が遅くなるとともに、収穫量も減って来たと聞きます。淋しいとともに心配です。
生ワカメは、そのままでは日持ちがしないので、湯がいて小分けにして冷凍保存をすれば1か月はもちます。 たくさん手に入った時は、塩蔵がお勧めです。冷凍しておけば1年中楽しめます。
材料
生ワカメ
塩:生ワカメの40%
準備するもの
鍋
塩漬け用の容器と重石
① 生ワカメは茎と分けておく。
② 鍋にたっぷりの湯を煮立て、ワカメをサッと湯がく。色が変わったらすぐに水にとってよく洗う。
③ 水気を絞ったワカメに塩をまぶしていく。
④ 軽く重石をする。
⑤ 冷蔵庫で一晩おく。
⑥ 翌日水がたっぷり出ているので、よく絞って水気を捨て、もう一度重石をしてまた数時間置く。
⑦ 数時間後、ワカメの青さが消えて落ち着いた色になり弾力が出てきたら水分の抜けた証拠。出てきた水を捨てて保存袋に入れて保存する。長く保存したい場合は冷凍保存する。
アドバイス
● 茎もサッと湯がいて、小分けにしてラップに包み冷凍保存しておくと、お味噌汁の具にも酢の物にもなります。